2020年3月10日に、鹿児島県錦江町で実施した地域の幸福度の調査結果についての報告会を開催しました。
鹿児島県錦江町は地方創生を機に「錦江町MIRAIづくりプロジェクト」を進め、他地域からも注目を集めています。町民の参加意識の向上に向けての成果指標として、当研究チームの「集合的幸福の概念構築と多世代共創の効果検証」の調査スキームを用いて錦江町の総合振興計画策定に活用いただくことになりました。
2019年7月1日~2日に研究チームと錦江町の皆様とで事前ワークショップを実施、アンケートを2019年秋に配布しました。錦江町のまちづくりの理念である「子や孫のために希望あふれる未来を創り、つなぐ」に基づき、20歳から35歳未満の若者世代全員の約500人、それ以降の年代から2500人を抽出し、全体で1,089人、36.3%の回答を得ました。
本調査は、京大オリジナル株式会社、株式会社かんでんCSフォーラムと共同で組織した「地域幸福度調査コンソーシアム」で、調査全体の監修、企画、設計、分析から調査の実施(アンケート、データの分析等)を行いました。
南日本新聞において、3月22日に報告会の記事が掲載されました。